私、夏雨が書いた駄ネタを書き溜めするためのブログ。
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皆様お久しぶりでございます。夏雨でございます。
あけましておめでたいようなそうでないような感じの中、ようやくパソコンが直ってくれました。 これでようやく色々再開できる……と思いきや、中にあったデータはすべて消えてるしということは邂逅輪廻さんで連載させてもらってるナリーのプロットも当然消えてるわけでこれから連載どうしようかとか他にも学校のレポート関係の資料とか消えたしもういろいろ絶望的な感じになっているわけですよ奥さん。 ともあれ、なんとか帰ってこれましたので、これからはチクチクと更新していきたいと思います。 皆様今年も、よろしくお願いします。 PR
今日は特別何も書くことは無かったりするので、『黒い三
意味が分からない人は華麗にスルーしましょう。 『黒い三連星』とは、言わずと知れたアニメ作品『機動戦士ガンダム』に登場する、ジオン軍の部隊の名称である。部隊はガイア、オルテガ、マッシュの三人によって構成され、三位一体の攻撃を身上とする。部隊結成当初は、リーダーのガイア以外はメンバーは固定しておらず、度々変更を繰り返していたが、ルウム戦役直前に現在のメンバーに固定された。また、同戦役において、ジェットストリームアタックというフォーメーションで連邦艦隊に攻撃を敢行。連邦艦隊の旗艦アナンケを撃破し、更に脱出しようとした連邦艦隊総司令レビルを捕らえ、その功績からエースパイロットとしてその名を轟かせる。また『黒い三連星』の名は、その際に与えられた指揮官用ザクⅡの機体色が、黒を基調としていたことに由来する。また、そのの後彼らが搭乗することになる機体もすべて、黒を基調としたパーソナルカラーとなっている。 その後、彼らはオデッサへの援軍として、最新鋭重MSドムを引っ提げて向かうのだが、その時に、オデッサ作戦の後方撹乱の任務に就いていたホワイトベース隊に遭遇する。その際、前述のジェットストリームアタックをガンダムに仕掛けるが、マチルダのミデアの介入により隙が生じ、そこをガンダムに突かれマッシュは戦死、他の二人は撤退を余儀なくされる。その際にガイアが放った台詞、「俺を踏み台にした!?」はあまりにもう有名。ちなみに、ここで戦死するマッシュだが、『黒い三連星』の中で彼一人だけ、全くといって良いほど台詞が無い。当然、声優など当初はおらず、映像でもガイアやマ・クベの後ろに隠れて明瞭に描かれることは無かった。更に、スーパーロボット大戦シリーズに参戦するときは、ほぼ必ず性格が弱気に設定されており、雑魚を粗方倒し終わった後に、気力の下がったところをボコボコにされるという憂き目にまで遭う(ちなみに、私はそんな、不遇の彼が大好きです)。そして、オデッサ作戦の最中、再びガンダムと相見えるガイア、オルテガだったが、ニュータイプとしての素質に目覚めつつあったアムロに、敢え無く返り討ちにされた。 そんな『黒い三連星』だが、『聖戦士ダンバイン』に登場する『赤い三騎士』というパロディが存在する。構成員はそれぞれガラミティ(ガイアに当たる)、ダー(オルテガに当たる)、ニエット(マッシュに当たる)というのだが、それぞれ『髭面、巨漢、隻眼』と、対応する人物と瓜二つの姿をしている。この三人も、トリプラーというジェットストリームアタックのような技を、主人公のショウの駆るビルバインに仕掛けるが、やはり踏み台にして三人とも倒されている。なお、その際のガラミティの台詞は「ふんづけてった!?」である。これも、ファンの間では有名な話である。 まだまだ書こうと思えば書き続けられるのですが、流石にこれ以上は自重します。 ほんでは、本日はこの辺で。 ……え? このガンヲタ野郎? ……はて、何の事やら?
まず一発目の駄ネタ。使うことがあれば良いなぁ。
~~~~~ 「姉ちゃん、もう逃げ場はねぇぜ?」 人気の無い、薄暗い路地裏。一人の女性が、四、五人の頭の悪そうな男たちに囲まれていた。体格も肌の色も、まちまちな集団だったが、全員が下卑た笑みを顔 面に貼り付けている。手にはナイフや棍棒、服装はボロボロ。ありていに言えば、ゴロツキだ。この街では、さして珍しくも無い。むしろ、追われている女性の ほうが、この街では珍しかった。 『大陸の掃き溜め』。この、歓楽都市ルピナスのスラムの蔑称だ。その名の通り、孤児、犯罪者、失業者等、世間から見放されたありとあらゆる者たちが、この街に固まってい る。強盗や殺人等は日常茶飯事。且つ治安維持機構などは働いておらず、それらが罪に問われることは無い。それは子供も大人も、皆平等。力在る者が生き残 り、力無き者は淘汰される。そういう場所。そういう世界。そんな場所に、小奇麗な服を着た女性が一人でいるのだ。犯されようが殺されようが、文句は言えな い。 そんなことは、世間に知れ渡っている。この街は、そういう場所だと。だからこそ、この街で一人歩きするその女性は、余りにも異常だった。だが、そんなこと を気にするような頭を、ゴロツキ達が持っているはずも無い。彼らにあるのは、ただ己の欲望、それを満たすことのみ。ある意味では、獣に同じ。 その獣が、遂に女性に手をかけようとしたその時、 「危ない!」 一人の男が、その場に割って入った。ゴロツキの顔面への、蹴りのおまけ付だ。蹴りをもらったゴロツキは、血に塗れた己の歯を吐き出しながら路地の壁にぶつかり、地に伏せる。 「手前ェ、何しやがる!」 「うるせえ、助けてやったんだろうが! それよりお前ら、早く逃げろ」 当然、男に罵声を浴びせるゴロツキ達だったが、それを気にした風でもなく、男は怒鳴り返す。しかし、その内容はどうも意味不明だ。ゴロツキ達に向かって、 「助けてやった」とはどういうことだろうか? この状況では、どう見ても女を助けに入ったようにしか見えない。その上、逃げろときたものだ。これも間違いなく、女ではなくゴロツキ達に向けて発せられている。 「な、何だコイツ!」 そしてそこへ、更なる闖入者。事態の把握が上手くできていないゴロツキ達を、無造作に表通りに投げ飛ばす闖入者は、プラチナブロンドの髪を靡かせる美女。 その細腕で、大の男を次々と投げ飛ばす様は、全くもって異様。事態の混乱に、更に拍車がかかる。ゴロツキ達の中に、この事態を理解できる者などいるはずも ない。 そんなゴロツキ達の心情を無視して、最後の一人が投げ飛ばされようとした時だった。追われていた女性に、異変が起きる。衣服を突き破り、背から黒い 翼が生え、美しかった細面は醜悪なそれへと変貌する。身体は黒き紋様で彩られ、細い尾を靡かせつつ宙を舞うその姿は、正に魔人。下級魔族、淫魔(サキュバ ス)だ。 「来るぞ、気を抜くなよ」 「分かってるよ」 淫魔の近くにいる男に、女が注意を促す。言われるまでも無く、男は既に腰の剣を抜いて構えていた。その様には、一片の気負いも無く、隙も無い。そこへ、横薙ぎに振るわれる腕。下級とはいえ、魔族の身体能力は人間のそれを凌駕している。一撃でも貰えば、致命傷になりかねない。 だが、男は身を低くしてその一撃 を掻い潜ると、淫魔の腕めがけて逆袈裟に斬り上げた。黒い線を宙に引きながら、斬り飛ばされる腕。当然、淫魔は苦悶の叫びをを上げる。怒りを覚えるのは当然だが、そこで逃げていれば、まだその淫魔も生き長らえていたのかもしれない。 しかし、残念ながら下級の魔族の知能は、さほど高くは無い。食事を邪魔さ れ、挙句腕まで斬り飛ばされた激情に任せ、男の頭めがけて脚を叩きつける。男の頭はスイカの如く叩き割られ、その中身を路上にぶちまける、はずだった。しかしそれは直撃すればの話。 現実は厳しく、男は軽々とその蹴りをかわし、逆にその脚を斬り落とす。更に男は淫魔の残った脚を掴み、近くの壁に叩き付けた。 壁に亀裂が走るほど激しく叩き付けられ、そこでようやく淫魔は悟った。この人間は強者だと。だが、もう遅い。背を向けて逃げ出そうと試みるが、後ろから翼を斬られ、地に堕ちる。片腕と片足を失った淫魔は立ち上がることも出来ず、少しでも男から遠ざかろうとする。 「逃げるなよ」 だが、背中に激しい衝撃を受けるとともに、その足掻きも終わった。男が、淫魔を踏み付けたのだ。もはやその場から動くことすらかなわず、残った二肢を激しくバタつかせる。 「終わりだ」 しかしそれも、頭に男の剣を突き刺されると徐々に沈静化していき、最後には僅かも動かなくなった。息、絶えたのだ。男は入念に淫魔の生死を確認し、その死亡を確認すると、徐にその頭から剣を抜き取った。それを一振りすると、刀身に張り付いた黒い血が、周囲へ飛び散る。 「……終わったな」 剣に付着した血を、取り出した布で拭取っている男に、女が声をかけた。その表情は、お世辞にも明るいとは言えない。 「ああ、終わった」 男の方も、どこか複雑な表情でそれに答える。剣を鞘に収め、見上げる夜空。人目も憚らずにその姿を晒した満月が、二人を淡く、照らし出していた。 最近、巷で噂されている男の連続変死事件。被害者は皆、精を吸い尽くされたように朽ち果てており、一命を取り留めた者でも、もはや普通の生活をすることはかなわない廃人となっている。その犯人がスラムに潜伏しているとの情報を得た、ルピナスの市長は、二人の傭兵にその討伐を依頼する。 一人は女。 彼女の名はシェーラ、《竜姫》の二つ名を持つ者。 一人は男。 彼の名はジェナス=グラード、その二つ名は……《魔を滅する者》。 ~~~~~ ちょっとだけ、普通に連載してみようかと考えた私がいる。
このブログは、私が書いた駄ネタを書き溜めていくためのブログです。
いや、他のことも書くかもしれませんがね? とりあえず、よろしくおねがいします。 |
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